こんにちは! 八王子市-健にこにこ歯科・矯正歯科の新藤です。今日はマウスピース矯正のお話です。2019年現在、マウスピース矯正と呼ばれるシステムは複数ありますが、現在のところインビザラインが他社に先行した、最も適応症例が広いマウスピース矯正システムであると思います。
マウスピース矯正装置は大きく分けて、3Dソフトウエアによる治療のシュミレーションに基づき、CAD/CAM等を用いてアライナーを作るシステムと、技工師が手作りでアライナーを作るシステムに大別されます。
CAD/CAMを使うマウスピース装置
- インビザライン(アラインテクノロジー社)
- クリアコレクト(ストローマン社)
- トランスクリア(GC社)
- スマイルダイレクト
- シュアスマイル(デンツプライ社)
- スパーク(オームコ社)
- ケンライン(ケン・デンタリックス株式会社)
技工士が手作りするマウスピース装置
- アソアライナー(ASO社)
- クリアアライナー(和田精密社)
- アクアシステム
- DENマウスピース
- キレイライン
アメリカのスマイルダイレクト
スマイルダイレクトは特殊なシステムです。現在のところ日本に参入していませんが、特徴として、歯科医を介さないで治療が進んでいく仕組みであることが挙げられます。ホームホワイトニングにイメージは近いかもしれません。インビザラインの全ケースのうち2パーセント程度がスマイルダイレクトで治療可能とのことです。現在のところ、IPRやアタッチメントを使用しないで。20枚のアライナーで治療を行うシステムのため、単純なケースだけしか治療できないようですが、今後のテクノロジーの進化で、スマイルダイレクトを応用できる範囲は少しずつ広がるでしょう。
スマイルダイレクトの仕組み
スマイルショップで型取り➡歯科医が治療計画を作成➡アライナーが自宅に届く