こんにちは! 八王子市-健にこにこ歯科・矯正歯科の新藤です。
インビザラインで使用するアライナーがなかなか出来てこないで、待ちくたびれてしまう患者様もいらっしゃると思います。そこで、今回はアライナーを早くつくるための、当院の取り組みについてお話したいと思います。
① i teroによるデータ送信で時短
itero による時短のお話をする前に、シリコン印象におけるインビザラインの製造過程についてお話しします。
患者様の口腔内を型どりした、シリコン印象は、まず、カリフォルニアに空輸されます。その後、シリコン印象はトラックでメキシコに運ばれます。シリコン印象はメキシコでスキャニング後、デジタル化され、コスタリカのオペレーションセンターに送信されます。
i tero による光学印象では、最初からデジタル化されているため、インターネットで直接コスタリカのオペレーションセンターに送信できるのです。このため、輸送に要する5日分、クリンチェックの製作が早まります。
② オペレーターと英語でやり取りする事による時短
当院では、コスタリカの専属チームに英語で指示を出すことにより、クリンチェックの製作をさらに短縮しています。日本語で指示を出すとアラインジャパンの方が日本語に翻訳してくれるのですが、1回のやり取りで、2日程多く時間が掛かってしまうのです。クリンチェックを作るにあたっては、3回くらいはコスタリカとやりとりしなくてはいけません。そのため、英語で治療の指示をすることにより6日くらい時間が短縮できるのです。
まとめ: アライナーを早く製作するための当院の取り組み
1. i teroによる印象のデジタル化(5日間短縮)
2.コスタリカ現地オペレーターと英語でやり取り(3回で6日間短縮)